【ご報告】米子にて「中国エリアのATプラットフォーム推進に向けたセミナー」を実施しました。
2025年12月11日(木)米子ワシントンホテルプラザにて「中国エリアのATプラットフォーム推進に向けたセミナー」を実施しました。およそ30名の中国地域のATに関連する行政・DMC・DMO・ホテル・旅行会社等の方々をお迎えし、中国地方を束ねる広域DMC構想について考え方の共有とディスカッションを実施しました。

鳥取県、島根県ご担当からのご挨拶の後、Hiroshima Adventure Travel業務執行理事佐藤氏より中国地方を包括するChugoku Adventure Travel Network(略称CAT)団体推進の構想を共有、一般社団法人Expe代表理事の広瀬氏からも山陰の観光素材のご紹介と地方における高付加価値インバウンド観光地づくり事業について共有いただき、その後事業者のみなさまと活発なディスカッションが行われました。
<CAT構想について>


熱の入ったプレゼンを実施した佐藤代表

CAT副代表でもある広瀬氏

活発なネットワーキングも実施
JATOチーフディレクターの山下真輝からは中国地域を文化と歴史のクロスロードと捉え、日本の中心である「中つ国」(Middle Land)として国内外にプロモーションしていくことを提案し、約2時間の熱のこもったセミナーは終了しました。


<ご参加のみなさまの声>
・「ATの推進にあたっては、点や狭い面で考えるのではなく、広い面で考え線をつないでいく必要がある」(省庁職員)
・「山陰地域のAT関係者と接点を持てたと同時に、CATの現状、ATの取り巻く現状と政策の目指す姿を学ぶことが出来ました」(県職員)
・「中国地方一体となった取り組みの必要性。 サイクリング、トレッキングといったわかりやすいコンテンツを切り口とした商品造成が必要」(山陰地域観光DMO)
・「地域連携による組み上げツアー造成に向けてコミュニケーション強化の必要性を感じました。」(山陽地域観光DMO)
地理的要素から今まで山陰・山陽地域一体となったコンテンツ造成や販促が出来ていなかった中国地域ですが、これを機会に一体となって訪日需要の受け皿となるべく、JATOは中国地域のAT振興について支援していきます。
